蕨駅前センター
【講義】SST(アサーティブコミュニケーション)
2025年8月14日
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こんにちは!蕨駅前センターです♩
 
先日の講義は「アサーティブコミュニケーション」をテーマに、シリーズの第2回目を行いました。
アサーティブとは、自分の気持ちや意見を大切にしつつ、相手の気持ちも尊重して伝えるコミュニケーションのことです。
単に「はっきり言う」ことではなく、相手との関係を守りながら、自分の考えを正直に表現する姿勢がポイントです。 まずはアサーティブの概要を学び、「作為型」「攻撃型」と「受け身型」についても確認しました。
攻撃型は、自分の意見を通すことを優先し、相手の気持ちへの配慮が不足する傾向があります。
一方、受け身型は、相手を優先しすぎて自分の気持ちを抑えてしまい、後からストレスや後悔につながることが多いです。
作為型は、遠回しな表現で相手を攻撃します。それぞれの特徴を知ることで、自分の傾向に気づきやすくなります。 後半は、「攻撃型」と「受け身型」の実践的なワークを2つ行いました。
1つ目は「受け身型」の型が苦手とする「断る時の型」の練習です。
「相手への配慮の一言」「自分の考え」「配慮・代替え案」という流れを使い、ロールプレイを行いました。
みなさん自然と表情や身振り手振りを工夫されていたり、配慮の言葉も相手が傷つかないように工夫されていて、架空の相手に対しても優しさや配慮を感じられました。 2つ目は「自分の常識をリフレーミングする」ワークです。
今まで会社などでイライラした経験をワークに記入して頂き、そこから自分の常識や当たり前と感じている価値観を導きだします。
例えば、「後輩からの冗談や軽口がむかついた」とします。もしかしたらその方の常識は「上司や先輩に対してしっかり礼節を守るべき」ということにあるかもしれません。
それを別の視点から捉え直してみます。または相手の背景を想像しても良いでしょう。
例えば「相手は仲良くなりたい、距離を縮めたいと思ったのかも」「育ってきた中で礼儀を学ぶ機会がなかったのかも」こう捉えると、【わざと失礼な態度をとって自分を侮辱した】からそれ以外の可能性も見えてきて、気持ちが少し軽くなります。 今回の講座では、自分のクセに気づき、小さな言葉の選び方を変えるきっかけが生まれました。
次回は、『作為型』より具体的なアサーティブな伝え方を練習していきます。
 
ご興味ある方はぜひご参加ください😊
体験や見学のお問合せお待ちしております。