蕨駅前センター
【日本語教育 第2回】人気の講義です!
2024年9月4日
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日本語教育プログラムの第2回目を開催しました!

内容をご紹介させて頂きます。

 

日本語の動詞は3種類あります。

例えば、

【1グループ】

行きます、指します、切ります、勝ちます

【2グループ】

食べます、見ます、借ります、起きます

【3グループ】

します、来ます

 

では、動詞は、どういう基準で、1,2,3に分かれているのでしょうか?

 

「ーない」の形を作ってみましょう。

「ます」の前がA段の音に変化したならば、それは1グループです。

変化しないなら2グループです。

3グループは「します」「きます」の2つだけです。

 

1グループ……A段

行きます➡行かない、指します➡指さない

2グループ……変化なし

食べます➡食べない、見ます➡見ない

3グループ……2つだけ

します➡しない、来ます➡こない

 

1グループは、上の表のように、

A段~O段全部を使って、活用します。

2グループは「ーます」の前は変化せず、「食べない」「食べて」「食べよう」などと活用するので、簡単です。

3グループは活用がもっとも複雑ですが、二つしかないので、覚えてしまいましょう。

 

ところで、どうしてこうした活用を覚えなければならないのでしょうか。

 

それは、文型を作るためです。

 

例えば、辞書形なら、次の文型があります。

・ことができます [例]飛ぶことができます

・ことです [例]趣味は料理を作ることです

・まえに [例]寝るまえに、歯をみがきます

・ようになります [例]中国語が話せるようになりました

 

て形、ます形、そのほかの活用にも、それぞれ文型があります。文型を覚えるには、どうしても活用の知識が必要です。

 

★今日は動詞の分類、動詞の活用、動詞の文型を、ワークシートを用いて、練習し、理解を深めました。