日本語教育プログラムの第2回目を開催しました!
内容をご紹介させて頂きます。
日本語の動詞は3種類あります。
例えば、
【1グループ】
行きます、指します、切ります、勝ちます
【2グループ】
食べます、見ます、借ります、起きます
【3グループ】
します、来ます
では、動詞は、どういう基準で、1,2,3に分かれているのでしょうか?
「ーない」の形を作ってみましょう。
「ます」の前がA段の音に変化したならば、それは1グループです。
変化しないなら2グループです。
3グループは「します」「きます」の2つだけです。
1グループ……A段
行きます➡行かない、指します➡指さない
2グループ……変化なし
食べます➡食べない、見ます➡見ない
3グループ……2つだけ
します➡しない、来ます➡こない
1グループは、上の表のように、
A段~O段全部を使って、活用します。
2グループは「ーます」の前は変化せず、「食べない」「食べて」「食べよう」などと活用するので、簡単です。
3グループは活用がもっとも複雑ですが、二つしかないので、覚えてしまいましょう。
ところで、どうしてこうした活用を覚えなければならないのでしょうか。
それは、文型を作るためです。
例えば、辞書形なら、次の文型があります。
・ことができます [例]飛ぶことができます
・ことです [例]趣味は料理を作ることです
・まえに [例]寝るまえに、歯をみがきます
・ようになります [例]中国語が話せるようになりました
て形、ます形、そのほかの活用にも、それぞれ文型があります。文型を覚えるには、どうしても活用の知識が必要です。
★今日は動詞の分類、動詞の活用、動詞の文型を、ワークシートを用いて、練習し、理解を深めました。